相談する
  1. ホーム
  2. コラム
  3. Lark Baseとは

Lark Baseとは?
できること・使い方・Excelとの違いを実際の画面で解説

公開:2026年10月20日執筆:清水 直也(シクミカプラス+ 代表)

Lark(ラーク)は、チャット・ビデオ会議・カレンダー・ドキュメントなどがひとつになった仕事用のアプリです。その中でも、顧客管理や案件管理、予約管理などの「台帳」をつくれるのがLark Baseです。この記事では、Lark Baseで何ができるのかを、弊社がサンプルデータでつくっている実際の画面で説明します。

顧客台帳(サンプル)
Lark Baseでつくった顧客台帳のサンプル画面。顧客ごとに来店回数や最後の来店日が並ぶ

Lark Baseとは

Lark Baseは、表の形でデータを管理できるLarkのデータベース機能です。見た目はExcelやスプレッドシートに近く、行(1件のデータ)と列(項目)で情報を入れていきます。違うのは、同じデータを表・カンバン・カレンダーなど目的に合った画面で見られることと、データが入ったときに通知や処理を自動で動かせることです。

チャットやカレンダーと同じLarkの中にあるので、「台帳に新しい問い合わせが入ったら、担当者にLarkのチャットで知らせる」といった使い方がしやすいのも特徴です。

Excelとの違い

比べることExcelLark Base
みんなで使うファイルが分かれやすく、どれが最新か分からなくなりがち全員が同じ台帳を同時に見て、更新できる
見え方表が中心表・カンバン・カレンダー・ガント・ギャラリーなどに切り替えられる
スマホ見る・入力するのはやや不便スマホのアプリから見る・更新する・通知を受けるができる
入力自由に入力できる分、表記がぶれやすい選択式・日付・数値などの項目で、入れ方をそろえやすい
通知・自動化マクロなどの知識が必要「条件を満たしたら通知する」などを画面の設定でつくれる
集計集計のたびに表をつくるダッシュボードに置けば、入力したそばからグラフが変わる
Excelが悪いわけではありません。1人で使う計算や一時的な集計にはExcelが向いています。「何人かで、毎日、同じ情報を見て動く」仕事なら、Lark Baseのほうが向いています。

Lark Baseでできること

1. 表(グリッド)で台帳をつくる

顧客・案件・予約・売上などを1件1行で管理します。項目には、文字・数値・日付・選択肢・担当者・添付ファイルなどの種類を選べます。別の表とつなぐ(関連付ける)こともできるので、「案件」と「請求」のように表を分けて管理できます。

2. カンバン・カレンダーで見る

同じ台帳を、段階ごとの列にカードが並ぶカンバンや、日付で並ぶカレンダー、期間で並ぶガントチャートで見られます。案件の進み具合や予約の重なりが、ひと目で分かります。

予約のカンバン(サンプル)
Lark Baseで予約を状態ごとのカンバンに並べたサンプル画面

3. ダッシュボードで数字を見る

売上の合計、月ごとの推移、担当者別、段階ごとの件数などをグラフにまとめられます。月末に集計し直さなくても、今月の状況が毎日分かります。

経営ダッシュボード(サンプル)
Lark Baseのダッシュボードで売上やスタッフ別の数字をグラフにしたサンプル画面

4. フォームで入力してもらう

台帳からフォームをつくると、答えた内容がそのまま台帳の1行になります。問い合わせ・申し込み・日報・アンケートなどに使えます。

5. 自動化で決まった連絡を任せる

「新しい行が入ったら担当者に知らせる」「期限の前日に知らせる」「状態が変わったら別の表を更新する」といった動きを、画面の設定でつくれます。

業務での使い方の例

業種Lark Baseでつくる台帳の例詳しい記事
サロン・店舗顧客台帳、予約、売上、休眠客のフォローLark Baseで顧客管理をつくる方法
建設・塗装・リフォーム案件台帳、見積・請求・入金、現場のタスク案件管理をExcelからLarkへ/見積・請求・入金の管理
どの業種でも問い合わせ管理、社内の申請、日報Larkの承認(ワークフロー)の使い方

最初の使い方(4つの手順)

  1. 台帳にしたい仕事を1つ決める:「担当者に聞かないと分からない」「何度も書き写している」仕事から選ぶ。
  2. 項目を決める:今のExcelや紙の見出しを書き出し、選択肢にできるもの(段階・担当・種類)は選択式にする。
  3. 今のデータを取り込む:ExcelやCSVを取り込み、表記のゆれ(様・株式会社の有無など)をそろえる。
  4. 見る画面を決める:担当者はカンバン、社長はダッシュボード、というように、見る人ごとに画面をつくる。

つまずきやすい所

  • 項目を増やしすぎる:入力が面倒になり、使われなくなります。最初は「本当に見る項目」だけにします。
  • 1つの表に全部を入れる:顧客・案件・請求などは表を分けて、関連付けでつなぐほうが後で困りません。
  • 使い方を決めずに渡す:誰が・いつ・何を入れるかを決めておかないと、更新が止まります。

よくある質問

Lark Baseは無料で使えますか?
Larkには無料で始められるプランがあり、Lark Baseも使えます。ただし人数・容量・機能に上限があり、内容は変わることがあります。最新の内容はLark公式サイトでご確認ください。利用料と構築費の考え方はLarkの料金と導入費用で説明しています。
ExcelのデータをLark Baseに移せますか?
はい。ExcelやCSVのデータを取り込めます。取り込む前に、1件1行にそろえ、表記のゆれを直しておくとスムーズです。
スマホでも使えますか?
はい。Larkのスマホアプリから、台帳を見る・更新する・通知を受けることができます。現場や外出先から更新する仕事に向いています。
自分でつくるのと、頼むのはどちらがいいですか?
1つの台帳なら自社でも十分つくれます。複数の表をつなぐ、自動化を組む、今のデータを移す、社員に定着させる、という所まで進める場合は、設計から相談できる会社に頼むと早く形になります。
Lark Baseの設計から定着まで、お手伝いします。

今の台帳と仕事の流れを伺い、Lark Baseでつくる形を実際の画面でご提案します。福岡県内は訪問、県外はオンラインで対応します。

清水 直也
清水 直也(しみず なおや)シクミカプラス+ 代表。福岡県を拠点に、Larkを使った店舗・中小企業の業務の仕組み化と、口コミ集客サービス「クチコミ+」の開発・運営を行っています。